痔とは:子どもでは、硬い便が出た後に肛門が切れて、いわゆる切れ痔ができることはよくありますが、いぼ痔はほとんどみられません。いぼ痔の様に見えるものができることがありますが、これは、切れ痔がもとでできた皮膚のたるみで「みはりいぼ」と呼ばれるものです。

症状:便秘がちで硬い便が出るときに、切れ痔ができ、便をするときに痛がったり、便に血液がついたりします。一方、「見張りいぼ」の方は、次のような特徴を持っています。1)女の子に多い、2)肛門のしわの一部がひだのようにいぼ状にもり上がっている、3)12時の方向にできることが多い、4)よく見ると肛門の内側が切れていることが多い

治療:便が硬いので肛門が切れる→便をすると痛いので便を我慢する→ますます便が硬くなるという悪循環を形成することがあります。ですから、便を軟らかくしてあげることが大切です。具体的には便秘のホームケアーをご覧下さい。切れ痔そのものに対しては切れ痔用の軟膏を塗ってあげます。みはりいぼの方は数日で治ってしまうという事は期待できませんが、切れ痔をくりかえさなければ、だんだんよくなってくるはずです。

ポイント:切れ痔と便秘は深い関係でつながっていますので、便秘を改善してあげることが、大切です。


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